ドボルザーク 交響曲第8番 シリーズ③『ウィーンフィル』
ウィーンフィルの音色はドボルザークによく合う。
CDも多種あり、僕の持っているのは、小澤征爾、チョン・ミュンフン、晩年のカラヤン、マゼールのCDである。
小澤の演奏は一言でいうと、「指揮しすぎ」という感じだ。アンサンブルはしっかりまとまっているが、聴いていて楽しくない。響きがデッドで、聴いていてガリガリ、バチバチという感じがする。
チョン・ミュンフンの演奏は、小澤とは全く逆で、指揮の姿をあまり感じない。チョンはオーケストラに少し遠慮しているのか、またはスタジオ録音ゆえにテンションが上がらないのか、炎の燃えあがるような姿ではない。しかし、音楽の振幅の幅を描きながら、柔らかい響きを引き出している。3楽章は師匠のジュリーニの影響かどうかは分からないが、しっかりと歌われていて、聴いていて心地いい。これこそ、ドボルザークだという感じだ。
カラヤンの演奏は、両者の中間を行きつつ、レガート偏愛主義を貫いている。ところどころにメロディーをレガートで演奏させている。3楽章もメロディーを浮き立たせて演奏している。このCDには9番がカップリングされているが、こちらは、巨匠カラヤンの音楽による独特の音楽が展開されている。これはこれで素晴らしい。
ここらへんで今日は疲れました。マゼールはまた明日。

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